ドレス用アセテートポリ帯電防止、紫外線防止肌保護生地 AC9218

1.耐アルカリ性
弱アルカリ剤は基本的にアセテート繊維を傷めず、繊維重量減少率も非常に小さかった。特にジアセテート繊維は強アルカリに接触すると脱アセチル化しやすくなり、重量減少、強度、弾性率の低下を招きます。したがって、セルロースアセテートを処理するための溶液のｐＨ値は７．０を超えてはならない。標準的な洗濯条件下では塩素漂白に強く、テトラクロロエチレンによるドライクリーニングも可能です。

2. 耐有機溶剤性
酢酸セルロースは、アセトン、DMF、氷酢酸には完全に可溶ですが、エタノールとテトラクロロエチレンには不溶です。これらの特性により、アセテート繊維の紡糸溶剤としてアセトンが使用でき、アセテート繊維織物のドライクリーニングにはテトラクロロエチレンが使用できます。
3.耐酸性

酢酸繊維は酸安定性に優れており、一般的な硫酸、塩酸、硝酸などは一定の濃度範囲内では繊維の強度、光沢、伸びに影響を与えません。ただし、濃硫酸、濃塩酸、濃硝酸には溶解します。

4. 着色性

酢酸セルロースはセルロースに由来しますが、エステル化プロセス中に、セルロースのグルコース環上の極性ヒドロキシル基の大部分がアセチル基に置き換えられます。そのため、セルロース繊維の染色に一般的に使用される染料は酢酸セルロースとの親和性がほとんどなく、染色が困難である。アセテート繊維に最も適した染料は、分子量が低く、染色速度が同等の分散染料です。

分散染料で染色されたアセテート繊維または布地は、明るい色、良好なレベリング効果、高い染料枯渇率、高い色堅牢度、および完全なクロマトグラフィーを備えています。